病棟案内
1階 精神科急性期治療病棟
精神科急性期治療病棟は、精神症状の出現により社会生活が困難になった方の疾患や病態に合わせ、入院治療を行う病棟です。主に統合失調症やうつ病、躁うつ病、認知症に伴う精神症状などに対応しています。アルコール依存症においても、プログラムに沿った入院治療を行っています。また、不眠などによる生活リズムの乱れの改善や、仕事での精神的疲労の休養、治療目的での入院の受け入れも行っております。
早期の心身の安定、地域での生活や社会復帰等を目的として、他職種が連携しチーム医療を実践しています。
患者様や御家族様にも安心して入院生活を送って頂けるよう、思いやりの気持ちを大切に、丁寧な対応に努めて参ります。
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2階 精神療養病棟
急性期を過ぎ、ある程度症状が落ちつかれた患者さまが入院されており、比較的長期の療養となる患者さまの病棟です。
社会復帰に向けて、生活の技術や態度を身につけることが出来るよう、作業療法、レクレーション、患者さまスタッフ間ミーティングなどを行っています。また、月に一度の病棟行事では、花見・バスハイク・バイキング等、積極的に院外に出ることを心がけています。
患者さまとのふれあいを大切に、笑顔の看護がご提供できるよう、スタッフ一同日々努力しています。
患者さまの“その人らしさ”を大切にしながら、自立に向けてのお手伝いを致します。
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3階 認知症治療病棟
認知症は『知能が持続的に低下した状態』と定義され、主症状は記憶と認知、判断力の障害ですが、一方では周辺症状といわれる様々な精神症状や行動障害が出現します。
精神症状としては、抑うつ状態・幻覚・妄想状態・不安・心気状態などがあり、こうした症状に対して、精神科的医療と集中的ケアを行う病棟です。
私たちは認知症の特性を理解して、日常生活動作の維持・ストレスの軽減・寝たきり防止を病棟の看護方針として掲げています。
当院は認知症の治療分野に対し積極的に取り組んでいます。
特に高齢者の認知症ケアにおいてはスタッフの関わりが大切です。認知症であっても様々な思いで日々の生活を過ごされています。私たちスタッフも一人の人間として、又人生の先輩として敬意を抱きながら、安心できる存在と認識されるように努力します。
共に過ごす場所で、時間や作業を共有する事で一日も早く安心できる仲間として受け入れられればと思っています。
認知症治療病棟は、「妄想などの精神症状や、徘徊・不眠・夜間せん妄(夜中に大声を出す)などの行動障害がともなうために、自宅や施設での生活を維持するのが難しい高齢者」を対象としています。
上記の方々に対して、行動障害の軽減を図るため薬物療法を用い、日常生活動作の訓練を作業療法士や看護職員との関わりのもと実施します。集中的な入院加療を行い、情緒の安定を図りながら、その方の残されている能力を賦活させ、生活環境を整えて行くことを目的としています。
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